医薬品製造の富士化学工業(富山県上市町)は、富士フイルムの協力要請を受け、新型コロナウイルス感染症の患者を対象に備蓄量の拡大が進められている抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」(一般名・ファビピラビル)の原薬の増産体制を整備すると発表した。すでに今月から郷柿沢工場(同)で着手しており、早期の原薬供給に対応。さらなる原薬の増産に応えるため、製造や品質管理部門における従業員も新たに雇用する。製造関連設備や検査機器類の整備も含め、増産体制を構築していく方針だ。
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