小西化学工業(和歌山市、小西弘矩社長)は新開発プラントで有機EL(エレクトロルミネッセンス)デバイスに用いる化合物の生産に入った。大手部材メーカーと初期段階から開発してきたもので、ハイエンドの有機ELデバイス用次世代偏光板の製造に使用される化合物。「これに合わせ今回、2億円をかけ有機ラインを増強した」(小西社長)ところで、早期の商業化に期待する。同社では化合物を含め新開発プラント全体で2025年に20億円の売上高を目指す考えで、コロナ禍からの反転・攻勢に転じていく。続きは本紙で

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