医療機器メーカーの日本ストライカー(東京都文京区)は、新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大による医療機関での増床要請におけるベッド需要の高まりに対応するため、5月上旬から「エマージェンシー リリーフ ベッド」を全国の病院や臨時の医療施設向けに発売すると発表した。価格は非公表。

 同ベッドは米ストライカーが3月に開発。足元では1週間に1万台以上の生産体制を整え、世界中に提供している。マットレスはアルコール消毒に対応するナイロン素材を採用し、ベッドフレームは組み立て式で迅速な運搬や導入に向く。日本でもベッド需要が高まっていることを踏まえ、海外生産拠点から緊急輸入する。

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新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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