藤倉化成は、国内外で生産基盤の強化に着手する。国内の基幹拠点である佐野事業所(栃木県佐野市)でスクラップ&ビルドを進めるなか、2022年度から新たに生産設備の更新に着手する。まず自動車用を中心とするプラスチック塗料工場の新設から始め、今後5~6年のスパンで建築塗料、電子材料、化成品といった他事業の生産設備もリニューアルしていく。海外では調色工場を展開するASEAN(東南アジア諸国連合)域内で自前工場への切り替えを進める。このほどベトナム工場が稼働したほか、他の2カ国でも相次いで新工場の建設に移る。24年度までには生産体制を整え、グローバル供給体制を強化する構えだ。続きは本紙で

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