藤倉化成の化成品事業が転換点を迎えている。これまでアクリル重合技術を基幹に製品を創出してきたなかで、近年追加した新たな重合法の利用が軌道に乗り始めた。アクリル系の延長上では、リビングラジカル重合による顔料分散剤の外販を今年から本格化する。一方で水系ウレタン樹脂の重合技術を獲得したことにともない、こちらでも機能性樹脂の外販に注力。インクジェットインキ向けの定着樹脂などとして立ち上がり始め、今後はこれら機能性材料へのシフトを進めていく。

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