阪本薬品工業(大阪市中央区、阪本稜雄社長)は、グリセリンの生産を拡大する。同社泉北工場(大阪府泉大津市)に年間2万トン規模の製造設備を新設、同工場の生産能力を同3万5000トンに引き上げる。今年3月から商業運転を開始、医薬品や食品、化粧品、各種工業用途での需要の増加に対応する。同社は植物油脂を原料として天然グリセリンを製造しており、国内トップのシェアを誇る。ここ数年、誘導体を含め設備投資を積極的に行っており、安定供給体制を構築することで市場でのポジションを堅持する。

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