大阪大学発スタートアップのThinker(藤本弘道CEO)は、手先に頭脳を持たせる近接覚センサーで産業用ロボット市場を開拓する。対象物との距離と傾きを同時に計測し、これまで捉えにくかった死角や透明物質、鏡面の計測が可能。半導体製造装置では鏡面形状のウエハーの搬送に適用できる。ティーチングが容易なため、ロボット導入を諦めていた中小企業にも訴求する。9月末をめどにサンプル出荷を開始し、2023年度上期中の製品化を目指す。大手から中小、システムインテグレーター(SIer)など幅広く提案していく。続きは本紙で

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