半導体市場に新型コロナウイルスの感染拡大が大きな影響を及ぼしている。企業のテレワーク導入拡大にともない、データセンター(DC)需要が高まる半面、半導体の主力用途であるスマートフォンなどの需要が減少し、市場調査会社が相次いで予測を下方修正する状況となっている。一方で存在感が高まるのは最先端ロジック。台湾のTSMCは7ナノメートルプロセスに加えて、今年から5ナノメートルプロセスを量産し本格的に提供を開始する。韓国のサムスンも5ナノメートルプロセスの受託製造を開始しており、2021年からの受注拡大を目指し、今年5月には京畿道平沢市に新工場棟を建設することを発表するなど、先行きが不透明な状況においても最先端分野への投資はなお継続している。続きはこちら

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