エステーのハンドケア(手袋)事業が好調だ。新型コロナウイルスの影響で、とくに極薄手の使い捨てタイプの需要が拡大。2020年度上期(4~9月)の同事業の売上高は前年比22・6%増。欧州など海外向け販売も伸びた。“コロナ需要”を受けた衛生関連製品はマスクや除菌・消毒液がクローズアップされがちだが、手袋も4、5月は店頭で品切れが起きていた。背景には医療用の極薄手手袋の需要拡大により海外サプライヤーから家庭用の調達が難しくなった点も挙げられる。エステーとしては既存品の安定供給ともに、機能・デザインを高めた高付加価値品も推進し事業の成長を図る考えだ。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

ライフイノベーションの最新記事もっと見る