リチウムイオン2次電池(LiB)業界で今、「安全性」や「長寿命」といった開発キーワードに注目が集まっている。この2つを現実のものにしようと、LiBメーカーのエリーパワーでは「燃えないLiB」と「30年の超長寿命LiB」の開発に注力中だ。安全面では、独自に開発した不燃性の電解液を用いる方針。2022年までに基本技術を確立し、25年近傍での実用化を図る。また1万7000サイクルで容量を70%保持する稼働実績を生かし、各種材料のすり合わせで30年の超長寿命化を目指す。LiBの発火問題に加え、ライフサイクルアセスメント(LCA)に関する意識が高まる昨今。不燃と超長寿命を達成することで課題解決につなげ、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献する考えだ。続きは本紙で

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