オレフィンのアジア市況が年初から反転、上昇している。昨年12月以降韓国勢を中心に経済性の観点から各社が減産を実施していることや、誘導品需要に回復の兆しがみえてきたことが背景。昨年10月後半以降下落傾向が続いたエチレンの価格(CFR北東アジア)は1トン当たり930ドル前後を底に足元1200ドルに上昇、プロピレン価格(FOB韓国)も950ドル強で底を打ち1050ドル強となっている。短期的には狭いレンジで上下を繰り返すと予想されるが、今後も中国を中心に多くの新増設が立ち上がることから、「当面上値が重い展開」(商社)が続く見通しだ。続きは本紙で

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