養命酒製造は、信州大学農学部と共同でクロモジ熱水抽出物(クロモジエキス)が従来型コロナウイルスの一つである「コロナウイルスOC43」(一般的な風邪を引き起こすウイルス)の増殖を培養細胞において抑制すると同時に、クロモジ精油(クロモジエッセンシャルオイル)がインフルエンザウイルスの感染性を失わせることを確認した。クロモジはクスノキ科の落葉低木。ウイルス増殖の指標であるウイルスmRNAの発現量を抑え、ウイルスの構成材料となるウイルスたんぱく質の量が減少したという。引き続きクロモジが持つ健康作用について研究を深める考え。成果は「日本生薬学会第67回年会」で発表した。
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