コーセーの研究開発部門を統括する小椋敦子執行役員は化学工業日報の取材に応じ、性別や年齢にとらわれず、世界中の多様な肌や髪色に向き合う基礎研究を加速させて製品競争力を強化する考えを示した。長年、化粧品の顧客層といえば、10代以降の女性を前提に考えていた。今後は高まる多様性の尊重やジェンダーレスの観点から「すべての人々にターゲットを広げ、顧客の創造に取り組む」方針だ。子供にやさしい日焼け止めを開発し、幼保施設で紫外線対策の重要性や使用習慣を定着させる啓蒙活動にも力を入れ、将来の事業拡大に向けた足場を築く。

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