タカラバイオの米子会社であるタカラバイオUSA(カリフォルニア州)は現地時間8日、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査について、1日当たり数千の検体を検査する手法を米国のバイオテクノロジー企業であるバイオシンタグマ(アリゾナ州)などと共同開発したと発表した。自動化技術と最適な試薬を組み合わせるなどして、1チップ当たり5184のPCR反応を直接的な作業時間にして30分以内で行うことができる。

 米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可(EUA)を申請中で、月内にも承認される見通しだ。

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