三井化学は核酸医薬の開発・製造受託(CDMO)に再参入する。2000年代前半に核酸医薬原料の事業化で活用した発酵技術を駆使し、25年までに核酸医薬原薬のオリゴ核酸の製造体制を整える。同社は、医薬品の体内での安定性向上などの役割を担う「修飾核酸(非天然型核酸)」を安価に製造する技術を持ち、オリゴ核酸製造はベンチャーと連携する。核酸医薬が現状の希少疾患向けだけでなく、高脂血症や糖尿病といった生活習慣病に広がる需要を取り込む。

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