三洋化成の樋口章憲社長は7日、東京支社(東京都中央区)で2030年のありたい姿に向けた経営方針の詳細を語った。実現を果たすため各事業を(1)新たな成長軌道(2)基盤事業からの展開(3)基盤事業の見直し-の3つに分類し、それぞれ共通してカーボンニュートラル(CN)への貢献とクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上につながる取り組みを進める。イオン液体による二酸化炭素(CO2)回収をはじめとした新規事業の育成に注力するほか、採算が悪化している既存事業の収益性を高めることなどで、30年度には営業利益を500億円(21年度予想135億円)に拡大させる。続きは本紙で

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