三菱ガス化学は、新潟工場(新潟市)をカーボンニュートラル(CN)の社会実装に向けた取り組みの中核拠点に位置付け、地域や他社との連携を広げる。CN実現には二酸化炭素(CO2)の回収・貯留(CCS)がカギを握るが、同社は新潟県に複数の天然ガス鉱区を保有する強みを生かし、資源開発会社と、ガス田にCO2を貯留する事業の検討を始めた。政府はCCSに補助金を拠出する法律を早ければ来年にも整備する見通しで、新潟県は有力候補地の一つ。同社では2029年までに数万トン規模のCO2をガス田に貯留できる体制を目指す。また新潟工場に設置した環境循環型メタノール設備では、原料に可燃ごみを想定した取り組みを開始するなど、原料多様化に対応していく。続きは本紙で

新潟工場は天然ガスの強みを生かした主力工場の1つ

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