住友化学は、スーパーエンジニアリングプラスチックである液晶ポリマー(LCP)を増強する。現状の生産能力は年産1万トン程度で、ここから数千トン規模、最低でも2~3割引き上げる考え。投資するのは国内拠点で2023年ごろの稼働を見込む。LCPは電気・電子分野の需要拡大に応じて堅調に成長しており、今後は高速通信分野や自動車関連での採用増にも期待をかける。競合メーカーでも能力拡大の動きが相次いでいるが、同社も数十億円を投じて生産能力を拡充することで、成長市場への対応力を高めていく。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る