住友金属鉱山は、機能性材料事業の中長期的な拡大戦略を進める。今期スタートした3カ年の中期経営計画では、2030年の事業像実現に向けたロードマップを導入し、各製品とも市場成長率以上の伸長を達成する。主力の粉体材料では、新中計期中に開発機能の青梅事業所(東京都青梅市)集約に着手し、積層セラミックコンデンサー(MLCC)向けニッケル粉の高性能化や近赤外線吸収材料の新用途開発を加速する。デバイスでの評価が進む炭化ケイ素(SiC)基板は、少量だが量産認定品の販売を始めており、22年度はさらなる採用拡大を目指す。
NTT-AT、新規の透明光発電ガラス量産
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