双日と化学品のコンサルティングを手がけるサン・テン コンサルティング(東京都新宿区)は6月、生分解性を持つポリエステル繊維「プリマロフトバイオ」の国内販売を開始した。一般的なポリエチレンテレフタレート(PET)に特殊な添加剤を加えることで生分解性を付与する新技術を用いたもの。生分解性を備えたポリエステル繊維は市場で類がないとみられ、洗濯時に排出され、海洋汚染の一因となるマイクロプラスチックの低減が期待される。ポリエステル繊維を取り扱うファイバーパートナー(デンマーク)が「プリマロフトテクノロジー」に基づいて上市。アパレルや自動車、衛生材料などの幅広い産業に向けて提案し、2023年度に15億円規模のビジネスとしたい考えだ。続きは本紙で

通常のポリエステル繊維と同様に使用できるプリマロフトバイオ

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