帝人は、ベトナムに新設した炭素繊維のプリプレグ(中間材料)工場について、ライン増設に向けた検討を開始する。現在、釣りやゴルフなどのスポーツ用品向けを中心に1ラインが稼働しているが、今後の航空機用途への拡大に加え、南アジアやオセアニアへの供給も視野に入れ生産能力を増強していく狙いだ。1ライン追加で生産能力は倍増となる。同社炭素繊維事業本部の神川徹営業部門長は、コロナ禍で先行きは不透明であるとしつつ、「現場としてはできるだけ早期に事業を拡大して、顧客の要望に応えていきたい」と意気込みを示す。続きは本紙で

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