帝人フロンティアは、不織布技術を生かした電池向け材料の開発に拍車をかける。超極細ポリエステルの湿式不織布を用い、電解質担持シートを開発した。全固体電池向けの材料として2020年代後半での実用化を目指す。ポリエステル100%のリチウムイオン2次電池(LiB)用湿式不織布セパレーターは、優れた耐熱性を訴求する方針。電力貯蔵用などでの採用を皮切りに、自動車向けLiBでの実装へとつなげていく。成長が見込まれる電池市場に対応することで、不織布の適用範囲の拡大を図る考えだ。続きは本紙で

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