日東紡は、高付加価値製品である異形断面ガラス繊維「フラットファイバー」のシリーズを拡充する。新たに断面の縦横異形比が1対6の超扁平のチョップドファイバーを開発。さらに極細繊維や、逆に太物で大型成形品を想定したロービングバージョンも開発し、顧客へのサンプルワークを開始した。丸形断面が一般的なガラス繊維(長繊維)の業界において、同社が世界で初めて量産化した扁平断面繊維だが、競合メーカーの参入も始まったことから、一歩先を行く製品を投入して差別化を図る。同時に従来主力だった電子機器の筐体向けのみならず、自動車や航空機をはじめとした産業用途にも市場を大きく広げる。続きは本紙で

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