日清紡ケミカル、海洋生分解促進剤を探索、群馬大と共同

　日清紡ケミカルは、海洋生分解性を高める添加剤を探索する。群馬大学と共同で取り組むもので、リード化合物と呼ばれる海洋生分解性制御化合物を広くスクリーニングしており、探索したリード化合物を比較的生分解しにくい樹脂に内添させて、海洋での生分解性を確認している。すでに、一定の生分解促進機能を有する化合物がみつかっており、さらなる探索も継続する。同社は生分解を抑制する機能化学品「カルボジライト」を事業化し、グローバル展開している。カルボジライトと生分解促進の新規リード化合物を併せ持つことで、樹脂の生分解機能をコントロールできるようにして、世界的に重要性が高まるＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）への貢献を果たしていく。続きは本紙で

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