昭和電工は、電炉向け黒鉛電極の高品質品の地産地消体制を強化する。スペインやマレーシアの工場に日本から技術者を派遣するなどして運転ノウハウを注入し、マザー工場の大町事業所(長野県大町市)と同水準の品質体制を構築する。2月に出資したメキシコのシステム会社と連携し、黒鉛電極工場の生産性向上にも取り組む。新型コロナ禍などの影響で昨年苦戦を強いられた黒鉛電極だが販売は持ち直しており、ものづくりの足腰を鍛えて需要回復局面を捉える。続きは本紙で

米国リッチビル工場(写真)を皮切りに、世界6拠点の黒鉛電極工場で生産性向上のIoT化を進める

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