東芝は7日、新型コロナウイルスの感染リスク軽減策として、出社が必要な業務に従事する社員を対象に週休3日制やコアなしフレックスタイム制など、接触機会を削減する勤務制度の導入を検討・実施すると発表した。

 東芝グループは、4月に年間休日カレンダーの見直しにより国内拠点の営業日短縮を実施。7日に営業を再開した。今後も3密防止措置などの感染防止対策を継続・徹底しつつ、可能な社員は在宅勤務を継続する。

 導入を検討する週休3日制は、11カ月の労働時間を変えずに出社を週5日から週4日とし、出社した日にはこれまでより多く働く変形労働時間制。主に工場における製造や一部の保守・サービス・据え付けなどに携わる社員を対象に実施し、出社比率2割削減を目指す。

 また工場の設計・製造生産技術・製造間接に携わる社員に対しては、フレックスタイム制からコアタイムをなくすことでより柔軟な勤務を実現する。

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