資生堂は、皮膚に存在するメルケル細胞が香りと反応し、肌状態を改善するメカニズムを解明した。触覚を担うメルケル細胞に嗅覚受容体が発現しており、特定の香りの化合物と結合すると近くの感覚神経を活性化し、コラーゲン産生が高まることなどを確認。メルケル細胞を通じた神経活性化は触覚刺激でも起こるが、コロナ禍で化粧行為をはじめとする肌への接触機会は減っている。触らずに肌の健康を保てることを示した研究成果は化粧品に新しい手札を加えることになりそうだ。続きはこちら
化学・素材大手10社今期 ヘルスケア増益予...
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