東レグループで医薬品開発支援(CRO)を手がける鎌倉テクノサイエンス(神奈川県鎌倉市)は、医療機器などで使うナノマテリアルの安全性を評価する吸入曝露試験の受託に乗り出す。国内で受託可能な施設が限られるなか、日本自動車研究所(JARI)と共同で体制を整え、次世代医療機器などの試験委託ニーズ獲得を狙う。同じグループの東レリサーチセンターと連携し、医薬品容器や医療機器のリスクアセスメント支援も事業化した。サービスの幅を広げ、持続的成長につなげる。
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