阪和興業は、インドネシア・ニッケルプロジェクトが製造する車載リチウムイオン2次電池(LiB)向け中間材料の販売を開始する。2018年に出資した同国の大規模プロジェクト「QMBニュー・エナジー・マテリアルズ」(QMB)の初期ラインが基本完成し、22年第3四半期から3万メトリックトンのMHP(ニッケル・コバルト混合水酸化物)などの生産を開始する。阪和興業は出資比率に応じた8%のオフテイク(引き取り)権を有することから、日本を含めた東アジア顧客との商談を進め23年度から本格販売につなげる。QMBでは、23年以降に増強を行い5万メトリックトン以上の体制構築を計画する。阪和興業では、段階的な販売数量の増加を見込む。続きは本紙で

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