サウジ基礎産業公社(SABIC)は、オランダにある変性ポリフェニレンエーテル(PPE)の休眠拠点を来年に再稼働させる。2014年に停止し、再稼働の発表は18年に行っていたが、新型コロナの影響もあり工事が遅れていた。今年末には試運転を開始する予定。9年ぶりの稼働で大幅な生産増強が見込まれ、電気自動車(EV)や太陽電池関連の部材といった領域で旺盛な需要に新グレードで応えていく。国内の真岡事業所(栃木県真岡市)でもコンパウンドの新ライン増設を来年以降に計画しており、国内外で事業拡大を加速させる。続きは本紙で

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