素材開発やブランドコンサルティングを手がけるhide kasuga 1896は、独自開発した麻を強化繊維とするソフトコンポジットで工業用途の市場を深耕する。麻のテキスタイルにウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)を完全含浸させることで、ガラスコンポジット(GFRP)並みの最大荷重を実現したもので、特許も取得した。植物素材のためカーボンニュートラルにつながり、また生育も極めて速い麻素材の工業分野での活用提案であり、昨年制作した超小型電気自動車(EV)にも適用するなどアプリケーションまで示すことで、各種最終製品メーカー(OEM)からも強い関心を得ている。バイオTPUの適用も視野に、用途の拡大を図っている。続きは本紙で

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