JSRは半導体基板材料向けの低誘電樹脂事業に参入する。開発したポリエーテル系の低誘電樹脂が複数の銅張積層板(CCL)メーカーに採用されたため、9月から台湾拠点で量産を始める。耐熱性を高めた新規グレードも開発ずみで、これからサンプルワークに入る。市場ではPPE(ポリフェニレンエーテル)などが普及するが、本格化を迎える5G(第5世代通信)時代では、より低誘電正接の材料が必要になる。各社が炭化水素系やフッ素系などを提案するなか「ポリエーテル系でデファクトスタンダードを獲得する」(JSR)考えだ。続きは本紙で

低誘電正接のHC-Gシリーズは高密着タイプと高耐熱タイプの2種類

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