【バンコク=松井遥心】これまで電気自動車(EV)分野での動きが少なかったサイアムセメントグループ(SCG)が、一風変わった施策を仕掛けている。先月末に英国の電動モーター企業などと、内燃車からEVへの改造事業に関する覚書を交わした。計画の構想には、駆動系を含めた改造キットの調達からタイ国内を走るタクシーでの応用までが組み込まれており、EV普及への新たなアプローチとなる。今年第2四半期には同事業に使うEVユニットの概念実証が完了する予定。その結果を見て量産段階への移行を判断するという。

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