阪本薬品工業(大阪市中央区、阪本稜雄社長)は、食品添加物などに用いられるポリグリセリン脂肪酸エステルの生産を強化する。同社赤穂工場(兵庫県赤穂市)に食品添加物専用の製造棟を新設する。生産規模は年間1000トンで投資額は約17億円。加工食品などの乳化剤として増加する需要に対応する。新棟完成により総生産能力は現有能力の1・5倍以上となる見通し。4月から試生産を開始し、5月をめどに本格生産に入る予定。ハラルおよびコーシャ対応も計画しており、日本国内のみならず、海外市場での展開を加速する。続きは本紙で

赤穂工場に年産1000トンの新棟が近く完成

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