アーカイブ配信《ビジネスセミナー》
可視化する「プロセス安全マネジメント」
~書籍『可視化する「プロセス安全マネジメント」』出版記念講演会~

〔主催〕化学工業日報社

 「プロセス事故の撲滅」は、産業界が継続的に取り組むべきテーマのひとつです。プロセス安全マネジメントの枠組みの中には、我々が管理すべき要素(サブマネジメント)が数多く含まれています。各要素について、「その現状をしっかりと認識すること」は必須ですが、それはあくまでも管理業務の第一歩にすぎません。現状を維持しつつ、社会や個人の意識の変化に合わせて、常にアップデートしていくことが重要です。
 今回、化学工業日報社より刊行される書籍『可視化する「プロセス安全マネジメント」』(2024年1月下旬刊行予定)は、プロセス安全管理(PSM)全体のしくみと個別の要素との関係に意識を向けさせようとすることに主眼を置いており、以下の3点を大きな柱として掲げています。
 (1)製造業務流れとサブマネジメント間の実行状態の関係性を可視化する
 (2)プロセス・プラント設計管理を可視化する
 (3)事故・業務分析管理と PSM との関係性を明らかにする
 本セミナーでは各分野の専門家が、この考え方や、そのための仕組みを分かりやすく解説します。本書籍およびセミナーが、一つ上のレベルの安全管理を目指すきっかけになれば幸いです。

受付を終了しました。

※本セミナーは2/8に開催するライブ配信セミナーの様子を録画し配信します。
収録当日の録音状況によっては配信を中止する可能性があります。配信開始の前日までに、実施の可否をご案内いたします。なお、ライブ配信の受講にあたりましては、別途受講料を頂戴します。


■講演要旨

第1講『PSM 見える化への期待』(10:00~10:40)
仲 勇治 氏(東京工業大学 名誉教授)
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多くの企業が、自社の保安管理やプロセス安全管理の仕組みを構築している。これを定着し発展させるためには、活動状況を把握して、社内だけでなく社会の信頼を得られる活動が不可欠である。このための重要な手段が実施状況の「見える化」である。全ての関係者が実施中の管理の仕組みでの役割や実施状況を見える化して理解を進め、何らかの不具合があれば、その修正過程をも見える化できることであろう。この考え方について説明する。
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第2講『業務流れリストの活用』(10:45~11:05)
井内 謙輔 氏(安全事例研究所 所長)
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製造業務の安全操業を発展させる仕組みとして、プロセス安全に基づく業務流れを俯瞰し構築することが重要である。業務流れリストは、業務流れの重要ポイントを示すものであり、企業の業務流れ構築に寄与するとともに、ヒヤリハット事例解析と関連付けることで、企業のプロセス安全上の弱点を洗い出して重大事故防止に活用することができる。
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第3講『新PSMの事故解析の新たな展開』(11:10~11:50)
熊澤 信光 氏(熊澤技術士事務所 所長)
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事故解析手法としてFTA、4M5Eやなぜなぜ分析など多くの手法が広く使われている。事故の根本原因や様々な要因を洗出して再発防止を図るのであるが、当該事故には有効でも水平展開することが難しいという課題がある。水平展開を容易にするためには事故に関わる様々な要因を引き起こす業務の流れ及び関連するマネジメント要素の問題に遡及する必要がある。それを可能にするために関発されたタイムライン法について紹介する。本法は事故のみならずヒヤリハット解析にも有効である。
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質疑応答(11:50~12:10)

■開催要項

【受講料】1名につき11,000円(税込み)
*ライブ配信の受講にあたりましては、別途お申込みが必要です。ライブ配信の受講料を追加で頂戴します。
【受講特典】1月下旬刊行予定の書籍『可視化する「プロセス安全マネジメント」』を1冊進呈いたします(送料サービス)。書籍刊行後、順次発送予定です。締め切り直前の申込みの場合には、開催後のお届けになる可能性があります。
【配信期間】2024年2月15日(木)10:00~2月29日(木)17:00
※ご視聴用のURLをご案内いたします。配信期間中であれば自由な時間に何回でもご視聴いただけます。
【申込締切日】2024年2月26日(月)10:00
【受講要件】 既存の「インターネットブラウザ」(インターネットエクスプローラー(IE)を除く)の利用が可能であること

受付を終了しました。

【本セミナーのお問い合わせ先】
 化学工業日報社 企画部
 〒103-8485 東京都中央区日本橋浜町3-16-8
 TEL:03-3663-7936 FAX:03-3663-7861

【アーカイブ配信の受講にあたって】
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・本オンラインセミナーは、パソコン、タブレット、スマートフォンでご視聴いただけます。
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