今夏から鹿島工場(茨城県神栖市)で光学レンズ用樹脂の新設備を稼働させる三菱ガス化学。コロナ下のロックダウン、ウクライナ情勢などの影響で主用途のスマートフォンの販売が伸び悩むなか、仮想現実(VR)・拡張現実(AR)や車載分野の市場開拓に力を注ぐ。新規構造のポリマー開発に取り組むほか、2023年初めから合弁で特殊モノマーの生産に乗り出すなど付加価値化も進める。同社はスマホ向けの高屈折レンズ材料でデファクトを獲得しており、生産能力と技術力の両面で強みを発揮し、ポートフォリオを拡充する。

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