食糧危機やサステナブルといった社会課題に対し、食品添加物は深く関わっている。激動する世界において、今後の添加物には何が求められるのか。昨年、日本食品添加物協会の会長に就任した福士博司氏(味の素副社長)に聞いた。

◆…これまでの協会の取り組みへの評価と、今後の抱負は。

 「歴史があり、科学的見地に立って食品添加物の安全の評価、安心などに関して活動してきた。それは本当に評価に値するし、日本の食糧の安全に貢献してきたと思う。私の抱負は、今後の地球、ビジネスの持続性を考えたときに、協会が取り組んできた『必要なもの』としての発信から、『なくてはならないもの』へとコンセプチュアルな変化を起こすことだ。その姿を目指して協会を運営し、行政の指導もあおいでいく」

◆…『なくてはならないもの』とは、具体的にどのようなことですか。続きは本紙で

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