日清紡ケミカルは、燃料電池車(FCV)用カーボンセパレーターの量産化に向け、新たな生産体制の確立を急ぐ。FCV向けの試作需要が継続拡大するなか、2022年度中には増強の判断を下す考えで、まずは千葉事業所(千葉市緑区)内に建屋の新設を計画する。最短で24年での本格稼働へとつなげる考えだ。またFCVの市場動向を見極めながら、海外で製造拠点の開設も視野に入れる。生産量が現状比で3~4倍となる新製法の開発も進めるなど、伸び行く需要に対し、安定的な供給体制を実現していく。続きは本紙で

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