昭和電工は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)用カラム事業で、医薬品製造工程用材料市場に参入する。遺伝子薬に使うアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターなどの精製技術の開発を進める。これまで医薬品分析用で実績を積み上げているが、次世代薬で精製工程向けの事業化を狙う。生産体制では昨年買収した旧日立化成(現昭和電工マテリアルズ)グループのカラム事業との統合を早期に実現し、最適化する。事業基盤を強固にする一方、成長が見込まれる分野への参入で事業拡大を加速する。続きは本紙で

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