【大阪】森林総合研究所(森林総研)、大阪産業技術研究所(ORIST)、リグナイト(堺市西区)は、改質リグニン変性フェノール樹脂で高まる脱炭素化ニーズに応える。植物の細胞壁に含まれるフェノール系高分子であるリグニンを原料の一部に用い、成形品などで石油化学由来フェノール樹脂の代替を狙う。石化由来よりも向上する曲げ特性や電気的特性を生かし、独自の用途も模索。リグナイトでは中規模パイロットプラントで2022年からバイオマス度約40%の同変性樹脂の生産を開始しており、25年以降に立ち上げに着手する改質リグニンの商業生産設備の稼働後、早期の実用化を目指す。続きは本紙で
EV販売、24年に1700万台 IEA予測
5/2NEW