炭素繊維やガラス繊維を用いた複合材料(コンポジット)の世界市場が順調に成長している。短期の視点でば、新型コロナウイルスの影響による一時的な景気減速や航空機メーカーの抱える課題への対処などの問題はあるものの、モビリティ分野を中心に、軽量化による省エネ対応を図ることのできるコンポジットの適用箇所は広がっている。このほど都内で開催された「第33回複合材料セミナー」(主催・日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会)の講演や、昨年11月開催の韓国における「JECアジア2019」を中心に昨今の業界動向について解説する。続きは本紙で

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