アイ-コンポロジー(東京都品川区)は、海洋生分解性複合材料「Biofade(ビオフェイド)」の本格展開を開始した。ビオフェイドは、間伐材など未利用残材を原料とする木粉とエステル系生分解性樹脂を混合したもので、バイオマス度約90%と射出成形に適応できる物性を実現する。化学物資評価研究機構(CERI)の試験(ASTM D6691準拠)では、28日後の海水平均生分解度が既存の海洋生分解性プラスチックを上回る36%を達成している。他社連携による月産20トン体制も確立しており「5年内に自治体ほか、複数企業が参画する事業体制を構築する」(三宅仁代表取締役)。続きはこちら

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