デンカは13日、マロン酸ジエチルの生産を16日に青海工場(新潟県)で開始すると発表した。新型コロナウイルス感染症治療薬として治験が進む抗インフルエンザ薬「アビガン」向け原料として今月末から6月にかけて出荷する。

 同社は4月、アビガンサプライチェーン(SC)国産化を志向する政府の求めに応じ、2017年に休止した設備を再稼働する計画を明らかにしていた。

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