東南アジアで二酸化炭素の回収・貯留(CCS)プロジェクト実現へ向けた機運が高まっている。世界最大のCCS事業者である米エクソンモービルが、インドネシアとマレーシアの国営石油会社と相次いで開発に向けて協力覚書(MoU)を交わした。タイでも国営石油会社が長期的な温室効果ガス削減ビジョンにCCSを組み込んだ。こうした国々のCCS開発ポテンシャルは高く、日本政府も自国の排出対策として権益確保に動き始めている。CCSをリードするのは地層や掘削の経験がある石油・ガス会社。資源メジャーの参戦で、日本の2030年46%減目標達成に弾みがつく。続きは本紙で

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