ブラジルでエタノールの需給が一段と締まる公算が大きい。昨春から国際砂糖価格が上昇したため、同国ではエタノールより砂糖に軸足を置いた生産が続いている。一方、需要はコロナ禍での消毒用が堅調に推移。今年は昨夏の雨不足で原料サトウキビの生育不良を招き、収穫に遅れが生じているほか、収穫量自体も減少する見通し。日本にとって、ブラジルは最多輸入元であるだけに安定調達の面で不安の声も出ている。続きは本紙で

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