カネカは、細胞加工施設(CPC)の能力を増強する。2020年に再生医療子会社が運営する医療機関内にCPCを設置し細胞加工の受託に乗り出したが、堅調な需要と今後の稼働率の高まりを見越し、細胞培養能力を引き上げる。すでに設備投資などを行い、近く完成予定。患者自身の脂肪幹細胞(自家細胞)を用いた乳がん患者の乳房再建術などで1300以上の症例を持つ実績を武器に、外部医療機関の再生・細胞治療での細胞加工ニーズを捉え、成長につなげる。続きは本紙で

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