カ性ソーダのアジア市況が強含みで推移している。足元1トン当たり310~320ドル(FOB)と、1カ月前に比べ20~30ドル上昇した。域内の需要回復が進むなか、日韓の定修が続き、域内輸出向けの供給が絞られていることが背景。一方、中国では一部で内需向けを輸出に振り向ける動きもあり、当初の予想ほどの急激な上昇にはなっていない。域内で定修が明ける7月以降タイト感は弱まる見通しだが、「すぐに下落することは考えにくい」(商社)ため、やや不透明な状況が続く。続きは本紙で

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