キョーリン製薬ホールディングスは、リアルタイムPCR装置「ジーンソック」に対応する研究用試薬を追加した。肺炎球菌をはじめ、呼吸器感染症の原因菌および原因ウイルスwoを対象とした4製品を同時に発売した。試料中の複数のターゲット遺伝子を15分で検出できる。

 「肺炎球菌・インフルエンザ菌」「肺炎マイコプラズマ・百日咳菌」「MRSA」「インフルエンザウイルスA/B・A群β溶血性連鎖球菌」の検出キットを発売した。40回分で価格は5万4000~5万6500円。

 ジーンソックは短時間で試料を適正温度まで上げる独自技術により、PCR検査に要する時間を短縮できる。対応する試薬として新型コロナウイルス向けを1品展開しているほか、その改良品も近日中に追加する。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

ライフイノベーションの最新記事もっと見る