クボタケミックスは、関西に樹脂管材の新工場を設けた。親会社のクボタの保有する工場敷地内にクボタケミックスの「阪神工場」として3月1日付で立ち上げたもので、現在設備を移設中。夏にポリエチレン(PE)管を、年内に塩化ビニル樹脂管を生産開始する。新工場は物流ヤードも併設することで、横持ちの負担なく出荷できる体制を整える。全国的な塩ビ管材の需要が減少する一方、物流費が上昇し続けるなか、同社は地産地消体制を強化して市場での勝ち残りを図っていく。中期的には首都圏にも拠点を設けることを検討する。同時に生産現場の無人化、省人化を進めて拠点数が増えても固定費を下げて競争力を高めていく。続きは本紙で

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