クラレは2020年度、全セグメントで増収増益を狙う。19年度は米子会社で発生した火災事故の影響などにより41年ぶりの最終赤字となったが、安全対策を徹底するとともに、主力素材の拡販を図る方針。ポーランドに水溶性ポバールフィルムの新拠点を設立し、旺盛な洗濯用個包装需要に対応するほか、活性炭のさらなる事業拡大を推進する。今期は売上高で前年比2・5%増の5900億円、営業利益で同10・8%増の600億円の達成と、純利益では350億円の黒字化を計画する。続きは本紙で

会見する伊藤社長

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